家にカカオ72%のクーベルチュールチョコレートと、カカオマス100%のタブレットがあるのですが、それぞれ何グラムずつ混ぜるとカカオ80%のチョコレートができるのか考えていました。
XとかYとかを使って計算しようとするにも、方程式も、計算の仕方さえも一切合切忘れてしまっていてびっくり。。。数学の授業は一体何のためにあったのか。。。
すると、ちょうど読んでいた製菓の本に、ピアソンの四角法という便利な計算方法が載っていたのです。脂肪分の違う生クリームを混ぜて、必要な濃度の生クリームにする時に使われるようなのですが、生クリームだけでなく、いろいろなものの濃度に使えるそうなのです。
ちなみにこちらのパティシエさんのサイトがとても参考になりました。方程式を使う方法もも載っています。
→ 【質問・回答】チョコレートのブレンドのカカオ分計算式 2 | パティシエ 坂下寛志 Pâtissier Sakashita Hiroshi(http://sakashitahiroshi.net/2016/12/29/%e3%82%ab%e3%82%ab%e3%82%aa%e5%88%86%e8%a8%88%e7%ae%97%e5%bc%8f/)
→ 【質問・回答】チョコレートのブレンドのカカオ分計算式 2 | パティシエ 坂下寛志 Pâtissier Sakashita Hiroshi(http://sakashitahiroshi.net/2016/12/29/%e3%82%ab%e3%82%ab%e3%82%aa%e5%88%86%e8%a8%88%e7%ae%97%e5%bc%8f/)
これがピアソンの四角です。
混ぜたいものの高濃度の方がA、低濃度の方がB、使いたい濃度がCです。
それを元にDとEの値を出します。
使いたい分量をFとするとこうなります。
これに「カカオ72%のチョコにカカオ100%を足してカカオ80%にしたい」を当てはめると・・・
トータル50g作りたい場合は・・・
100%のカカオマスを14g、カカオ72%チョコを36g混ぜると良いということになりました。
ただ、クーベルチュールチョコレートのカカオ〇%とという割合には、カカオマスだけでなく追加したココアバターも含まれるそうなので、ココアバターを足していない純粋なカカオマス100%を混ぜた場合、通常のカカオ80%のクーベルチュールチョコレートよりも脂肪分が少なく、苦いものになるのかな、と思います。
参考:第1回 チョコレートの原料と構成|チョコレートの基礎知識|ベルコラーデ(https://belcolade.jp/knowledge/knowledge_01.html)
最近高カカオチョコのクランチにはまっています。
高カカオチョコを溶かして中にナッツやコーンフレークなどを混ぜて固めるだけのものです。
ナッツだけを混ぜるなら何も問題ないのですが、バリエーションを増やしたくて、市販のイチゴチョコなど、健康的とは言えないも混ぜるようになってしまいました。(ほんの少し欠片を混ぜるだけなのにおいしいんですよこれが。ちなみにキットカットのイチゴ味です。)
そこで、カカオマス100%を少しだけ足して、カカオ分の濃度を上げることにしたのでした。
でも、80%は苦いですね・・・
なので75~78%にしています。ほんの気持ち罪悪感を減らせます。
いつも買っているキクヤさんのアリバ72%
楽天でポイント10倍の時に買ってます。Amazonでも買えます。
カカオ100%は今回Amazonで買いました。苦いです!
Amazon.co.jpで詳細を見る
こちらの記事もどうぞ