ペットボトル菜園日記 2017年春夏

(※初回投稿5月12日)




ペットボトル菜園に挑戦することにしました。
数年前にバーミキュライトとパーライトとピートモスを適当に混ぜた物で室内菜園をして、それなりにうまくいったのですが、収穫した後再利用できない(できるかもしれないけど、根っこを取り除くのがたいへん)ので、結局1年でやめてしまいました。ペットボトルで簡単に水耕菜園できることを知り、挑戦してみることに。

まずは、サラダレタスミックス5という、リーフレタスなどの種が5種類入ったもので試してみることにしました。

ちなみに、東側の出窓に置くので、日光は午前中しか当たりません。

4月14日 

種まき
本やネットを参考に、スポンジに蒔いてみました。
よく売っている5個入り100円のスポンジの硬い部分をカッターで切り取って、3cm角ぐらいにカット。高さがよくわからなかったので、あえてバラバラにしてみました。中央に十字の切り込みを入れてそこへ種を5粒ずつくらい押し込みました。
上から水をかけて、水を張りました。水は切らさないように管理。



芽が出るまで乾かないように新聞紙を被せてみました。




4月24日

本葉が出てきた
4日ぐらいで発芽し始めて、10日ぐらいで本葉が出始めました。
スポンジの高さはあまり関係なかったみたい。





4月25日

ペットボトルプランターを作る
水耕栽培用プランターを作りました。
2Lのペットボトルの側面に、直径5.5cmぐらいの穴を3つ開けて、500mlのペットボトルをカットしたものを挿し込みました。わかりにくいですが、下の写真の手の上あたりに、水をそそぐ用の穴も開けています。水を入れ替える時は、ペットボトルの蓋を外して水を捨てて、蓋をしてからこの穴に水+液肥をそそぎ入れる予定。



写真ブレブレですが、アルミホイルで上側を覆ってみました。藻対策です。


苗を移植
苗のスポンジを500mlのペットボトルの口に押し込んで固定。その際、根はちゃんと口から引き出しておきます。その後、ハイドロコーンを入れて苗を固定。



見栄え良く小細工
部屋に置く以上、インテリア的にみすぼらしい感じになるのは嫌だったので、紙袋で覆うことにしました。
大昔に買って、捨てずにとっておいた服屋さんの紙袋でちょうどいい幅のものがあったので、中央を切り取って上下を貼り付けて高さを低くしました。
木工で作ろうかとも思ったのですが、使わない時に邪魔になるのが難点。紙袋なら畳んでおけるし、いらなくなったら心置きなく捨てられます。


4月26日

スペースが余ったので、余った苗と空き瓶+ペットボトルで追加しました。




5月12日 

移植から2週間ちょっと経ちました。
ぐんぐん育っています。
風通しが悪い気がしたので、苗を入れているペットボトルの周囲を少し切って低くしました。


今のところ順調に育っています。このまま大きく育ってくれるでしょうか??
2日ほど前、同じようにバジルと大葉の種をスポンジに蒔きました。こちらもペットボトルで栽培予定です。

ちなみに液肥は数年前にホームセンターで買った液肥を使っています。水耕専用でないのが気になりましたが、レタスに関しては今のところ普通に育っています。
また追記します。


5月23日 

逝ってしまいました


急激に暑くなった上に、直射日光を当ててしまったために、水温が上がりすぎて根がダメになってしまったみたいです。どんどん枯れてきました。
食べられそうなところだけ収穫し、撤収することに・・・がっくし。。
もう一度種まきからチャレンジします。


6月6日 

レタスのリベンジ
種まきからやりなおしました。リベンジします。
東向きの出窓からベランダのある南向きの窓際に移動しました。ベランダにはコンクリの壁があるため、レタスを置いている場所は半日陰になっています。直射日光は免れるものの、日照不足になってしまうかもしれません。他に置き場所もないのでここで試してみます。


大葉とバジルもセッティング
先日種まきして発芽した大葉とバジルもセッティングしました。
写真右下は、一カ月前種まきして、暑さで死にかけていた大葉です。成長が遅いので枯れてしまうかと思ったのですが、何だか微妙に大きくなっているような気もするので捨てずに様子をみることにしました。(→結局枯れてしまいました)
ちなみに、ここの場所はベランダの柵にすりガラスが入っているタイプなので、レタスの場所より採光しやすいと思います。


6月12日 

リベンジ失敗
6月6日に書いたレタスは、まったく成長しないのであきらめることにしました。半日陰では育たないみたいです。とは言え直射日光が当たっても根がやられてしまうし、置き場所が難しいです。。嫌になってきました。。
レタスはあきらめて、小松菜で試してみようかと思います。

大葉とバジルの方は、バジルは根腐れしているみたいで萎れてきました。。


スポンジを直接ペットボトルの口に押し込んでセッティングしたのですが、根が張るスペースがなく、溺れ死んだような感じになってしまったような気がします。もしくは液肥のせいかも。。。
大葉はまだなんとか踏みとどまっているようなので、カットメン(脱脂綿)を丸めて口から押し込んで、上に出てきたスポンジの周りにハイドロコーンを足してみました。。



→結局ダメでした。。。

6月12日 

リベンジのリベンジ開始
まだギリギリいけるかなと、もう一度チャレンジ。
まずはバジルから。
今回はカット綿(脱脂綿)を切って丸めたものに種を蒔いてみました。


6月15日 

バジル発芽


根腐れが怖いので取りあえずお茶パックに移植することにしました。
ハイドロコーンとバーミキュライト、どちらがいいのかわからなかったので、どっちも用意しました。これと移植なしのもので成長が違ってくるのか試してみます。


7月3日 

バジルと大葉と小松菜をペットボトルに移植

こちらは2週間ちょっと前に発芽したバジルです。
どれも枯れずに成長していますが、お茶パックから出ている根の様子を見ると、バーミキュライトが一番成長が早いような気がします。


こちらはバジルの翌日に種まきした大葉です。
なかなか発芽しないし、発芽しても成長しないので半分あきらめていたのですが、バジルより大きくなってきました。


こちらは小松菜です。すぐに発芽しました。こちらはお茶パックに入れず、1/3程度水を張ったハイドロコーンの上に乗せていました。


ハイドロコーンに絡まってはいましたが、簡単に取り出せました。これいいかも。つぎからバジルも大葉もこれでいこう。


どれも根がまだあまり伸びていないので、カット綿を細長く切って半分に裂いたものをペットボトルの口から垂らして、水が上がってくるようにしてみようかと思います。




バジルと大葉はそれぞれ2Lのペットボトルに、写真撮り忘れましたが、小松菜はこの記事の上の方でサラダミックス用に作ったものに移植しました。
お茶パックから取り出して移植したかったのですが、根をお茶パックから抜くのが難しそうだったので、そのまま置いてみました。周りにハイドロコーンを詰めて完成。


液肥は微粉ハイポネックスというのを使ってみることに。水に粉を混ぜて使います。某ホームセンターにも売っていましたがAmazonの方が安かったです。


7月6日 

写真ではわかりにくいですが、明らかに大きくなっています。残りの苗も移植完了しました。問題は根がやられないようにしっかり採光することなんですが・・・今度こそうまくいくでしょうか。。。




7月7日 

カット綿にカビ発生
アルミホイルをめくってみると、前回吸水用にセットしたカット綿がオレンジ色になっていました。
どうやら赤カビの用です。
ペットボトルにピントが合ってしまって何だかよくわからないですが、奥に見えるオレンジ色のふわふわしたものがそれです。


いろいろ調べてみたら、綿のような自然素材はすぐにカビが生えてボロボロになるという情報に辿り着きました。
→主に食材な備忘録 ペットボトル水耕容器考察経過(http://duckbill21.blog75.fc2.com/blog-entry-132.html)

確かに、もうすでにふわふわと分解してきています!

このブログの中で、ポリエステル100%素材のマイクロファイバータオルをお勧めされていたので、家中を探してみたところ発見!原料はポリエステルとナイロンになっています。



大急ぎでセットしなおしました。
小松菜はもうすでにカット綿内部に根を伸ばしていたので根を少し切ってしまいました。


7月20日 

成長しています
一つだけ枯らしてしまいましたが、それ以外は今のところ成長中です。
大葉とバジルは成長にバラつきが出てきました。
たまたまかもしれませんが、コットンに蒔いた種よりスポンジに蒔いた種の方が青々として育ちがいいです。
一番成長が早かったのが左上のバジルで、これはペットボトルに移植する際、お茶パックから取り外せたものです。遮るものがないので根が張りやすかったのかもしれません。


こちらは小松菜。外で育てるより、ひょろひょろで色が薄いです。


東側の出窓に置いているので、この時期午前中は猛烈に日差しが降り注ぎます。数週間前から直射日光対策に薄い布を垂らしています。これだと水がお湯になるということはないですが、育ちは悪いのかも。
天気が悪い日や直射日光が当たらない時間は、なるべく布を上げてクリップで止めています。


8月1日 

成長しています


大葉が特に大きくなりました。数枚料理に使いました。


でも成長にかなりバラつきがあります。成長が遅かったものは、枯れはしないものの、大きい株に隠れてしまってあまり大きくなりません。


一番期待していたバジルは大葉に比べたらイマイチ。。でも着実に葉が増えて大きくはなっています。ジェノベーゼをたっぷり作りたかったのですが、この分だと無理かも。。小松菜もひょろひょろしていますが順調です。


8月29日 

大葉は食べきれない程もりもり育ちました。


が・・・・肝心の香りが全然しない!葉の裏側を擦るとほんのり香る程度なのです。これでは何のために育てているのかわかりません。がっかりです。。
ちなみにバジルとともに某100円ショップで2袋108円で買った種です。
有名ブランドの種ならちゃんと香るんだろうか。。。

バジルの方はしっかり香ります。育ちが遅いので諦めかけていたのですが、じわじわと大きくなりました。これだけ育てばバジルソースが作れそうです。


追記(18/8/6)
今年もやってます。
バジルはわさわさと育っています。バジルソースを2回作りました。
レタスミックスは6月末に全部収穫しました。小松菜は開始時期が遅く、まともに育ちませんでした。
シソは去年あまりおいしくできなかったので今年はやめにしました。
詳しくは→ペットボトル菜園日記 2018年春夏



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加齢に怯える団塊ジュニアです。
同世代の夫と、推定年齢23歳のヒョウモントカゲモドキ(♂)と暮らしています。
調べたこと、試してみたことなどを備忘録を兼ねて書いています。
長い間更新していませんが、無料のドローソフトInkscapeのHow toサイトもやってます。