第3集に続き第4集も、備忘録を兼ねてざっくりとまとめてみました。(解釈が間違っていたらごめんなさい)
腸の内壁の表面付近には腸内細菌が住んでいて、壁の内部にぎっしり配備されている免疫細胞とともに、外敵の侵入から人体を守る門番の役割をしている。

病原菌が侵入
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腸の壁の内側に配備されている免疫細胞がメッセージを放出「敵がいるぞ!」
↓
メッセージを受け取った腸の壁から殺菌物質が放出される
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病原菌を撃退
腸がくぼみから細菌を引き入れて、中の免疫細胞に攻撃すべきものかどうかを学ばせる。

訓練を終えた免疫細胞は血液に乗って全身へ派遣される。
新たに見つかった[T-レグ]という免疫細胞が、暴走する免疫細胞の興奮を鎮める働きをしていることが発見された。
その[T-レグ]は、[クロストリジウム菌]という腸内細菌が発するメッセージを受け取った免疫細胞から生まれることが判明。

しかし、アレルギー疾患は年々増え続けている。
『食べ物の変化(欧米化)に、腸内細菌がついていけていないのでは・・・』と山中教授のコメント。
野菜は意識してたくさん摂っているからなー、と思っていましたが、ゲストのマー君の奥様の手料理を見て、全然足りていないかも、と反省したので、腸内環境が改善するかもという期待も込めてもっともっと食べようと思いました。
■血管・血流関連の記事
【プロローグ】
これまでは、脳が司令塔となり他の臓器に働きかけていると思われていた。近年の研究では、臓器や細胞自らがそれぞれのメッセージ物質を送り出し、臓器や細胞同士でやりとりをしていることがわかってきた。
これまでは、脳が司令塔となり他の臓器に働きかけていると思われていた。近年の研究では、臓器や細胞自らがそれぞれのメッセージ物質を送り出し、臓器や細胞同士でやりとりをしていることがわかってきた。
腸が全身の免疫をコントロール
食べ物の栄養は、腸の絨毛から吸収され、血液に乗って全身に運ばれる。腸の内壁の表面付近には腸内細菌が住んでいて、壁の内部にぎっしり配備されている免疫細胞とともに、外敵の侵入から人体を守る門番の役割をしている。

病原菌が侵入
↓
腸の壁の内側に配備されている免疫細胞がメッセージを放出「敵がいるぞ!」
↓
メッセージを受け取った腸の壁から殺菌物質が放出される
↓
病原菌を撃退
腸が免疫細胞を訓練して全身へ派遣
絨毛の間にあるくぼみが免疫細胞の訓練場への入り口になっている。腸がくぼみから細菌を引き入れて、中の免疫細胞に攻撃すべきものかどうかを学ばせる。

訓練を終えた免疫細胞は血液に乗って全身へ派遣される。
免疫の暴走に関与する「クロストリジウム菌」
免疫細胞が体のあちこちで暴走してしまうと、さまざまなアレルギー反応が起きる。新たに見つかった[T-レグ]という免疫細胞が、暴走する免疫細胞の興奮を鎮める働きをしていることが発見された。
その[T-レグ]は、[クロストリジウム菌]という腸内細菌が発するメッセージを受け取った免疫細胞から生まれることが判明。

クロストリジウム菌は食物繊維が大好物
昔から食物繊維を多く摂ってきた日本人は、腸内細菌が免疫細胞をコントロールする物質を出す能力が他の国の人より優れている。しかし、アレルギー疾患は年々増え続けている。
『食べ物の変化(欧米化)に、腸内細菌がついていけていないのでは・・・』と山中教授のコメント。
個人的な感想
アレルギー性鼻炎や敏感肌なので興味津々で見ていましたが、「クロストリジウム菌」が食物繊維を好きで、いっぱい食べるとメッセージ物質をたくさん放出してくれることはわかったけれど、「クロストリジウム菌」の数がもともと少ない人はどうしたらいいんだろう??というのがわからなかったです。野菜をたっぷり食べたら菌の数も増えるのかしら。野菜は意識してたくさん摂っているからなー、と思っていましたが、ゲストのマー君の奥様の手料理を見て、全然足りていないかも、と反省したので、腸内環境が改善するかもという期待も込めてもっともっと食べようと思いました。
★メッセージ物質をしっかり運ぶためには情報回路としての血管と血流がとても大事!
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