第4集に続き第5集も、備忘録を兼ねてざっくりとまとめてみました。(解釈が間違っていたらごめんなさい)
神経細胞と神経細胞の間には隙間があり、メッセージ物質(神経伝達物質)を送ることで信号が伝達されていく。
数十種類のメッセージ物質を使い分けて、電気信号の伝わり方にさまざまなバリエーションを生み出している。
一方、何かに集中している時は、電気信号の流れが細切れになっている。
何も考えずぼーっとしている時も、何かをひらめいた時の電気信号の流れのように太い幹ができ、信号が脳全体に広がっている。
この、ぼーっとしてる脳の状態を「デフォルト・モード・ネットワーク」といい、脳活動全体の7割ぐらいのエネルギーを消費している。
電気信号が脳全体に広がると、大脳皮質にある記憶の断片をつなぎ合わせて新しい発想が生み出される。
★ひらめきの極意は『ぼーっとした状態で大脳皮質に散らばっている情報を結びつけること』
そのためには、記憶の断片を蓄積していくことが必要
振り分けられた信号の「海馬の神経細胞を辿るルート」が記憶の正体。
このルートが大脳皮質へ移動&蓄積され、記憶の断片として定着すると考えられている。
記憶力が良い人は歯状回の活動が活発だと考えられている。
歯状回で生まれる”新しい細胞”があればあるほど記憶力を高めていくことができる。
では、新しい細胞を増やすにはどうすればいいのか・・・
現在、脳の血管の壁を通ることができるインスリンの仕組みを利用して脳の神経細胞へ薬を届ける方法が研究されている。
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脳の神経細胞間はメッセージ物質で伝達される
脳に送られてきた電気信号は、細長い神経細胞から神経細胞へ伝達されていく。神経細胞と神経細胞の間には隙間があり、メッセージ物質(神経伝達物質)を送ることで信号が伝達されていく。
数十種類のメッセージ物質を使い分けて、電気信号の伝わり方にさまざまなバリエーションを生み出している。
脳をひらめく状態に近づけるには
何かをひらめいた時、脳内の電気信号の流れに太い幹ができ、信号が脳全体に広がっている。一方、何かに集中している時は、電気信号の流れが細切れになっている。
何も考えずぼーっとしている時も、何かをひらめいた時の電気信号の流れのように太い幹ができ、信号が脳全体に広がっている。
この、ぼーっとしてる脳の状態を「デフォルト・モード・ネットワーク」といい、脳活動全体の7割ぐらいのエネルギーを消費している。
電気信号が脳全体に広がると、大脳皮質にある記憶の断片をつなぎ合わせて新しい発想が生み出される。
★ひらめきの極意は『ぼーっとした状態で大脳皮質に散らばっている情報を結びつけること』
そのためには、記憶の断片を蓄積していくことが必要
記憶力を高めるには
脳の海馬にある歯状回という細胞が、海馬に伝わってきた電気信号を振り分ける。振り分けられた信号の「海馬の神経細胞を辿るルート」が記憶の正体。
このルートが大脳皮質へ移動&蓄積され、記憶の断片として定着すると考えられている。
記憶力が良い人は歯状回の活動が活発だと考えられている。
歯状回で生まれる”新しい細胞”があればあるほど記憶力を高めていくことができる。
では、新しい細胞を増やすにはどうすればいいのか・・・
- 食事をした時にすい臓から脳へ送られるインスリンは「記憶力をアップせよ」をいうメッセージを脳へ届ける
- 筋肉から脳へ送られるカテプシンBも「記憶力をアップせよ」というメッセージを脳へ届ける
認知症の薬が開発できない理由
脳の神経細胞を壊すアミロイドβを分解する薬は開発されるけれども、脳の神経細胞へ届けることができない。脳の血管の壁はごく一部の物質しか通ることができないため。現在、脳の血管の壁を通ることができるインスリンの仕組みを利用して脳の神経細胞へ薬を届ける方法が研究されている。
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