賃貸マンション住まいの為大きな音を出せないので、電動工具なしで木工DIYをコツコツやっています。
手動なので一気にやると大変ですが、うまくできると楽しいのでハマっています。
材料費を安く抑えるため、SPF材と100均の板を組み合わせて作っています。
下穴は木ネジビット、ダボ穴はミニピットという道具で開けています。
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備忘録を兼ねて、使った材料や失敗したことなどをまとめています。
今回は、PCデスク脇に置く、キャスター付きの棚を作ってみました。
座った状態でも取り出しやすいよう、下部の棚の替わりにキャスター付きのボックスをセットにしました。
①木工ソフトでシミュレーション
今回も、「もでりん」という木工ソフトを使ってシミュレーションしました。ソーガイドを買ったらダウンロードできます。ソーガイド自体も重宝しています。※関連記事→ライフソーと、ソーガイドと、もでりんV3
木取り図も簡単に作れます。
今回の分はこちら。1×4材5枚と30×40の角材が3本になりました。

②材料をカット
木材はホームセンターでカットしてもらいました。左が棚用、右がボックス用です。
キャスターはダイソーで買いました。2個入りです。
下の写真には2袋しか置いていませんが、全部で4袋必要です。
③脚のパーツを作る×2
30mm×40mmの角材を組みわせて脚と棚受けにしました。寝かせた状態で木工ボンドでくっつけて、乾いたら木ネジビットで下穴を開け、65mm(脚用)と50mm(棚受け用)のスリムビスをドライバーでねじ込みました。

ボンドでくっつけるときは、ベルトクランプを使うときれいにしっかりくっつきます。
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先日の投稿にも書きましたが、脚のパーツ4本のうち2本は家にあった余り物を使ったのですが、今回調達した2本と1mm程誤差があり、鋸ヤスリで削って合わせました。鋸ヤスリ、便利です。
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脚のみ黒色にしたいので、組み立てる前に塗ることにしました。紙やすりで切り口のバリやささくれを取って全体を軽くやすりがけし、以前使ったアサヒペンの水性ステインのブラックで2度塗り。ボックス用の支柱もついでに塗りました。
④天板と中段の棚を設置

天板は1×4材3枚をボンドでくっつけてベルトクランプで圧着。
浮いたり反ったりしないように、本を乗せて重しにしました。
トイレのミニ棚を作った時はこれをやらなかったので、少しイビツになってしまったのでした。
天板を圧着している間に、中段の棚を直接棚受けに固定していきました。
が、脚を立たせると不安定なので少し苦労しました。中段の棚も4枚貼り合わせてから取り付けた方が楽だったかもしれません。
圧着中の天板の上に脚を乗せると、ベルトクランプに引っかかって正しい位置にうまく立ってくれました。
中段が終わったら天板も固定。
中段はネジ頭を埋めるのに10mmのミニピットと丸棒を使ったのですが、丸が強調されて可愛らしくなってしまったので、天板は6mmのミニピットと丸棒に変更しました。
⑤キャスターを取り付けて棚は終了
キャスターの台座が30×40mmの角材からはみ出さないか心配だったのですが、ぴったりでした。⑥ボックスの下部を組み立て

まずは1×4材を3つ並べてボンドでくっつけて底を作り、周囲に側面用の1×4材ををくっつけていきました。これもベルトクランプで固定。
内側に、棚の脚と一緒に黒く塗った30mm×40mmの角材をボンドで固定

ボンドが乾いたらダボ穴と下穴を開けてビス止め。
1×4のつなぎ合わせなので、ビスの量が多くてちょっと大変でした。。。電動だと一瞬なんだろうなあ。
⑦ボックスの上部を組み立て
同様にボンドで固定してからビス止めしました。

6mmの丸棒でダボ穴を埋めたらボックスも終了です。
⑦脚以外を塗装&つや消しニスで仕上げ
全体を240番の紙やすりでやすり掛けし、以前使ったアサヒペンの水性ステインのチークを水で3倍ぐらいにで薄めて塗りました。思ったより濃くなってしまって、ちょっと失敗。。。
希望より渋くなりすぎた感じです。ワシンのチークを混ぜてみたらよかったのかも。。
(ワシンのチークはこちらで使っています。赤みが強いです。)
仕上げはつや消しのウレタンニスを使いました。蜜蝋ワックスだと木目が出すぎでアンティーク感が強くなってしまうかなと思いまして。。
ウレタンニスを塗って乾かしたら、表面が毛羽立ってゴワゴワしてしまったのですが、乾いてから400番の紙やすりで毛羽立ちを取り、再度塗ると滑らかになりました。合計3回塗りました。グロッシーな感じではない自然な艶で、手触りも良く気に入っています。
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