第2集に続き第3集も、備忘録を兼ねてざっくりとまとめてみました。(解釈が間違っていたらごめんなさい)
骨は体を支えるためにあるのだけではない。若さを生み出すメッセージ物質を送り出している。
高齢者の場合、大腿骨の骨折で4~5人に1人が1年以内に命を落としてしまうとうデータもある。
[オステオポンチン]というメッセージ物質が免疫細胞の元になる細胞に送られると、生まれてくる免疫細胞の数が増える。
骨芽細胞が骨を作り、破骨細胞が骨を壊す、の繰り返し。ブレーキ役のメッセージ物質が来ると骨を作るのを休止する。
衝撃が骨に伝えられなくなると「もう若さを保つ必要がない」と判断。「骨を作って」というメッセージが発せられなくなり一気に老化が進んでしまう。
★座ってばかりの生活は要注意!
■血管・血流関連の記事
【プロローグ】
これまでは、脳が司令塔となり他の臓器に働きかけていると思われていた。近年の研究では、臓器や細胞自らがそれぞれのメッセージ物質を送り出し、臓器や細胞同士でやりとりをしていることがわかってきた。
これまでは、脳が司令塔となり他の臓器に働きかけていると思われていた。近年の研究では、臓器や細胞自らがそれぞれのメッセージ物質を送り出し、臓器や細胞同士でやりとりをしていることがわかってきた。
骨は体を支えるためにあるのだけではない。若さを生み出すメッセージ物質を送り出している。
高齢者の場合、大腿骨の骨折で4~5人に1人が1年以内に命を落としてしまうとうデータもある。
骨が記憶力、筋力、精力、免疫力をアップ
骨から[オステオカルシン]というメッセージ物質が血管を通って脳の海馬に送られると、海馬の働きがアップして記憶力が向上する。筋肉に送られると筋力アップ、精巣に送られると精子の数を増やす。[オステオポンチン]というメッセージ物質が免疫細胞の元になる細胞に送られると、生まれてくる免疫細胞の数が増える。
骨は毎日作り替えをしている
骨細胞がアクセル役、ブレーキ役のメッセージ物質を出してコントロールしている。骨芽細胞が骨を作り、破骨細胞が骨を壊す、の繰り返し。ブレーキ役のメッセージ物質が来ると骨を作るのを休止する。
骨は衝撃を感知すると骨の量を増やす
歩くなどして体を動かすと衝撃が骨細胞に伝わり、「骨を作って」というアクセル役のメッセージ物質を出して骨芽細胞増やし、「骨を作るのをやめよう」というブレーキ役のメッセージ物質を減らす。骨芽細胞が若さを保つメッセージ物質を出している
最初に書いた、記憶力、筋力、精力、免疫力をアップさせるメッセージ物質を出しているのは骨芽細胞衝撃が骨に伝えられなくなると「もう若さを保つ必要がない」と判断。「骨を作って」というメッセージが発せられなくなり一気に老化が進んでしまう。
★座ってばかりの生活は要注意!
- もし骨折してしまったら、一日でも早く手術をして、一日でも早く起き上がれるようになることが重要
- ウォーキングは骨にとってとても良い
- 膝が悪い場合は、水中ウォーキングやストレッチ、ヨガなども効果的
メッセージ物質をしっかり運ぶためには情報回路としての血管と血流がとても大事!
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